相沢あい

恋愛コラムニスト/コミュニケーションアドバイザー

コラム執筆やコミュニケーションセミナー講師のほか、広告制作などもしています。
プロフィール詳細はこちら

Twitter
Facebookページ
All About恋愛コラム

執筆、講演会、ディレクションなど、お仕事の依頼はこちらのメールアドレスにお送り下さい。
*クリックでメーラーが起動します。

記事一覧(36)

小泉花恋振り返り3:やらせてみたこと

私には広く浅くいろんな経験とスキルがあるのですが、それは楽観的に「とりあえずやってみて、わかんなければ都度勉強すればいいし、どうしても向いてないなら辞めればいいや」と身軽にチャレンジしてきたからだと思います。そんな背景から試行錯誤したり行動して学ぶことを重視しているので、小泉花恋にもいろんなことをやらせてみました。何が向いているかなんて、やってみないことにはわからないし、どこからブレイクするかなんてわかりません。チャンスはつかみ取りに行かないと、向こうからやってくることなんて滅多にないのです。さらにアイドルは色んな経験を積んだほうが、表現に幅と奥行きが出てくるので、単に歌やダンスレッスンだけでなく、他ジャンルにもどんどん挑戦したほうが良いというのが私の考えです。何かをするときには必ず説明したうえで「やる?」と尋ねるので、無理強いしたことはないのですが、想像していたより大変だったことは多かったはず。小泉花恋は私と真逆の性格で、新しい事を始めることにものすごいハードルを感じるタイプ。「やる」とは言ったものの、慣れるまでに時間が掛かって辛かったこともあったと思います。それでも乗り越えて成長していったので、その経験は今後「あの時乗り越えられたんだから、今もきっと大丈夫」という自信になっていくはずです。いくつかご紹介したいと思います。

小泉花恋振り返り2:オリジナル曲

2015年の夏に小泉花恋を受け持つことが決まり、ソロデビューが9月。カバー曲をやりつつも、「何をもって上野のご当地アイドルを名乗っているのか」という後ろめたさがありました。なので、「私は上野のご当地アイドルです」と自己紹介代わりの曲を作ることに。「曲の通りに歩くと上野をぐるっと一周できる」という構想ありきで、10数年ぶりに五線譜ノートを引っ張り出し、バババババッと手書きで作曲。詞もGoogleマップとにらめっこしながら書き上げました。「3歳から習ったソルフェージュ(特に聴音・新曲視唱)とド下手なピアノがこんなところで活きてくるなんてな〜」なんて思いながら作曲したわけですが、アイドルプロデュースをしていると、「あの時のあのスキルがこんなところで!」ということが多々あったので、これは序の口に過ぎませんでした(笑)。私はトラックが作れないので、編曲はシンガーソングライターの方にご依頼しました。私もアイドルプロデュースをするまでよくわかってなかったのですが、・作曲→主旋律を作る(印税が入る)・編曲→前奏・伴奏・後奏、つまり主旋律以外のトラック全てを作る(印税が入らない)編曲は曲調を決めるところから前奏後奏まで作るという負担が大きいわりに、印税が入らないのです!!!この仕組みのことをよくわかっていなかったので、最初のトラックを作ってくれたシンガーソングライターさんに対しては、「安い値段で依頼されて印税なしって旨味がないよな…」と少しだけ申し訳なく思っています(もちろん編曲だけの依頼だから、印税なしは合意のうえだけど)。当時の小泉花恋の歌唱は毎回鳥肌が立つほど(例えじゃなく本当に)音が外れていたので、王道のアイドルポップスは難しいと考えました。ポップスはトラックの音が少ないので、歌唱力が如実に出てしまいます。グループであれば全員が音を外していても、平均化されて正しい音に聞こえるのですが、ソロは逃げ場がない。なんとかソロでも成り立たせる必要がありました。そこで本人が「Perfumeが好き」と言っていたことをヒントに、テクノポップやエレクトロ路線に舵を切ることを決断。テクノポップやエレクトロであれば、音が厚いので生声が目立ちづらく、レコーディングで音の補正をしたときに、ケロケロさせてもかわいい印象を与えます。それと私に、ハウスとテクノからDJを始めたというバックグラウンドがあり、他ジャンルと比べると善し悪しが判断しやすいというのも理由のひとつでした。

小泉花恋振り返り1:カバー曲のセレクト

小泉花恋の振り返り連載、第一弾です。卒業発表についてのコメントはこちら。本来なら卒業前に書くべきだったものですが、やることが多すぎて優先順位が下がってしまい、今になってしまいました…。ダメだなぁ。小泉花恋というアイドルの話をするとき、最初にしなくてはならないのが、私たちがどう出会ったかです。私はアイドルプロデューサーになりたくてオーディションを行ったわけではありません。小泉花恋は私の年上の友人の姪で、ソロになる前に所属していたグループ加入前に「姪がアイドルを始めるけど、全く経験がないから色々教えてほしい」と言われて紹介されたのが出会いです。メジャーアイドルグループからの信頼も厚いヘアメイクの友人を招いてメイクレッスンをしたり、ポージングレッスンや、スタジオ撮影をしてみて、表情やポージングでの見え方の比較をしたり、「握手は相手の目を見てしっかり握るんだよ」みたいな、10年以上ドルヲタをやっているからこそわかる人気が出る子の特徴を、初歩的な内容から順を追って話したりもしました。もともとアイドルが好きな子なので飲み込みは早く、満を持してデビューしたのですが、残念ながら彼女が所属していたグループは活動開始から1年弱で活動休止。「私、アイドルを続けたいんです」と連絡があったので、「じゃ、どこか決まるまでソロで活動したら?」と応えたのがプロデュースのきっかけでした。私も長年自分のマネージメントと並行して文化人のマネージメントはやっていたのですが、アイドルのマネージメントは初めてというただのドルヲタで、ライブに出るためのツテもなく、何から始めたら良いものやらさっぱりだったので、とりあえずコンセプトとファンのペルソナを決めて、出来合いの衣装を2着と靴を買って、アー写を撮って、ホームページを作るところから始めました。

小泉花恋4/30ソロ活動卒業発表によせて

ブログを始めたもう一つの理由が、3年半ほどプロデュースしている小泉花恋の卒業が決まったことでした。4月30日、平成最後の日を最後に小泉花恋はソロアイドルを卒業します。思うことは色々ありますが、ちゃんと小泉花恋について書ける場所がなかったので、しばらく連載みたいな形で下記のようなテーマの話をしていこうと思います。・小泉花恋というアイドルのコンセプトと運営方針・小泉花恋の楽曲制作・小泉花恋に教えたこと・小泉花恋の新曲について・昨今のアイドル業界の動向と対策・小泉花恋を守るためにやったこと・これからアイドルプロデューサーになりたい人へ(私が新たに勉強したこと)他に知りたいテーマなどあれば、個別に私のTwitterでもライブの物販でも話しかけてもらえれば採用させていただくかもしれません(わざわざ言うべきでないと思うことは言わないけど、最後だし、ファンの方が知ることで別れをより良いものにできそうな内容については沢山話したいと思ってる)。下記コメントは小泉花恋のブログに掲載したものですが、どこかのタイミングでサイトは消えると思うので(まだいつ消すかは決めてないですが)、自分のコメントだけ自分のブログにも転載しておきます。